COLUMN "HOLIDAY TSUSHIN"

2014.06.02 №081
髪の毛とホルモンの関係

髪の毛とホルモンは、とても密接な関係にあります。

一般的には、男性ホルモンが優位になると薄毛になり、女性ホルモンが優位の時は髪の成長が促されると言われています。

よく、産後に髪がどっさり抜けるといいますが、それは、妊娠中に女性ホルモンであるエストロゲンが日増しに増えていっていたのが、出産後一気に平常時の10分の1にまで激減するからなのだそうです。

そう考えると、やはりホルモンを良い状態に保つのが、髪の健康には必要不可欠と言えると思います。

もちろん、30代後半から徐々に女性ホルモンは減っていくので、自然現象として加齢による髪の老化は避けられません。しかし、同じく髪の成長に深く関わる成長ホルモンというものは、生きている限り分泌され続けます。成長ホルモンが安定していれば、髪の健康は維持できると思われますが、近年では若い女性で薄毛に悩む方も多いのです。

その原因は様々だと思いますが、一つはストレスがあります。ストレスにさらされると、エストロゲンの分泌を抑制してしまうのです。更に、食生活の乱れや、睡眠不足などの生活習慣の乱れが加わると、成長ホルモンの分泌もうまくいかず、髪が育ってくれないのです。

シャンプーやトリートメントは質の良いものをお選びになれば、確かに髪の健康の手助けにはなります。しかし、あくまで対処療法的なものではあると思います。

まずは、ホルモンを味方につけて、健康な髪の毛を育てましょう!

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