COLUMN "HOLIDAY TSUSHIN"

2009.03.02 №021
髪型の再現性

 美容室でのスタイリングを再現できない、というお話をよく聞きます。
なので、「何の手入れもしないでいい髪形にしてほしい」という意見も多いです。でも実際、全く何もしないと、まぁそれなりの髪型になってしまいます。

 私も先日、ロングだった髪をばっさりボブにしました。洗って乾かした時はとても良い状態ですが、寝て朝起きると寝ぐせがバッチリついています!
 寝ぐせというの意外としつこいものです。特に髪が半乾き状態で寝てしまった場合などは、水分の作用で毛髪内部の結合がしっかり寝ぐせの形に固定されてしまっているため、もう一度びしゃびしゃに濡らさないとなかなか直りません。ですから、寝ぐせなどの手入れはある程度は必要なもの、とお考えください。

 また、パーマをかけると手入れが楽になると思われがちなのですが、そうでもありません。普通のパーマ(いわゆるコールドパーマ)ですと、髪が濡れている時はウェーブが出やすいのですが、乾かすとウェーブがややとれた感じになります。ですから、乾かす際にはなるべくウェーブを壊さないようにドライヤーをあてます。
 それに対して、デジタルパーマなどのホット系パーマと呼ばれるパーマは、再現性はとても良いです。濡れている時でも乾いた時でもウェーブの出かたはあまり変わらないため、ドライヤーでバーっと乾かしてもウェーブが崩れません。そういう意味では画期的なパーマです。

 スタイリングの中には難しいものもありますが、HOLIDAYではなるべくご自宅でも再現できるような髪型をご提案しております。必ずスタイリングのポイントをお伝えしますので、どうぞ一手間加えて見てください!

目次に戻る