COLUMN "HOLIDAY TSUSHIN"

2007.09.30 №004
そもそもダメージって何?

 HOLIDAYではダメージを極力抑えるような施術を行っていますが、そもそもダメージとは何なのでしょうか?
 髪の毛は海苔巻きのように、三つの層から成っています。海苔巻きの海苔の部分に当たるのが外側のキューティクルで、ご飯に当たる毛髪の中身をしっかり包んでいます。キューティクルは魚の鱗のように透明で硬く、ブラッシングによる摩擦などから髪を守っているのです。
 また水をはじく性質があるので、水分や薬剤などからの保護もしています。しかし、内部を守る鎧の働きをするキューティクルも、繰り返しパーマやカラーなどをされることによって剥がれやすくなってしまいます。それが進行し毛髪の内側がむき出しの状態になると、内部からタンパク質がどんどん流れ出て、髪の毛が乾燥したりツヤがなくなったりします。こういった状態をダメージというわけです。
 髪の毛というものは皮膚などとは違って死んだ細胞から成っていますので、一度ダメージを受けると自然に修復する力はありません。そして髪の毛は、生えてきた時点から常に、日常的なシャンプーやブラッシング、紫外線などによってダメージにさらされています。その上、カラーリングやパーマなどによって更なるダメージが加わるのです。
 したがって、髪の健康を保つにはダメージを極力与えないようにすることが最も大切であり、そのためにHOLIDAYでは正しい施術をきちんと行っているのです。

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